ファイアーエムブレムエコーズ

05 13, 2017 | Posted in ゲーム

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ゲームプレイ感想は珍しいですが、やりっぱなしも寂しいので、記事にしてみます。

ファイアーエムブレムエコーズクリアしました。
おまけの6章もあるようなのですが、ひとまず5章のストーリー完結まで終わらせてます。
DLCは使わない派なので、しばらくは、タンス行きになるかと。

ということで、DLCで支援会話追加やら、キャラクター強化支援などあるようですが、本編だけでも十分に楽しめます。

ファイアーエムブレムは、言わずと知れた、シミュレーションRPGゲームとなります。
暗黒竜と光の剣、紋章の謎、トラキア776、封印の剣、烈火の剣、聖魔の光石、蒼炎の軌跡、暁の女神、とほぼほぼシリーズ通してプレイしているシリーズとなります。
聖戦の系譜もなんとかクリアしたいのですが、1マップが長くてなかなか進められていないのが現状です。
この中でも、外伝はまったくといって手をつけてなかったんですよね。
今回、ようやく待望のリメイクということで、キャラデザも大好きな左さんの絵ということで、手に取ってみました。
以下、簡単な感想です。

○ストーリー
結構荒削りな部分もありますが、非常にわかりやすい王道ストーリーだったと思います。
文句いうなら、後日譚で結ばれすぎ、ってところくらいでしょうか。

○システム
これまでプレイしてきたシリーズとはかなりシステムが異なっており、戸惑う部分も多かったです。
弓が1~5マスとかなり長射程だったり、地形効果は魔法無効などなど。
特に、敵専用クラスである祈祷師と魔女には、苦労させられました。延々と敵召喚したり、急にワープして致命傷追わせてきたりと、なかなか理不尽な場面が多かった印象です。

基本的には、外伝のシステムを踏襲しているようでしたが、なかなかに新鮮で面白かったです。
最終マップは、理不尽な攻撃全部盛り込んだマップで、手強いシミュレーションの代名詞通りでした。

ハードとか、プレイする気になれない……。
こういう理不尽なシステムだからこそ、ミラの歯車という時間巻き戻しシステムは救済措置としてよかったのかもしれません。
まぁ、自分はいつも通りリセットでやり直ししましたが。

○フリーマップ
聖魔の光石でも登場した仕様で、個人的にはあまり好きでなかったんですが、今作はうまく落とし込めていたように思えます。
単なる稼ぎマップというだけでなく、時折とんでもない強敵が現れたりするので、なかなかスリルがあります。
ストーリーで行き詰まったらフリーマップで鍛えて再挑戦、ということができるので、かなりストレスフリーにプレイできた気がします。


3DS前作が、シナリオ面でかなり不評らしいので、今作から手をつけるのもいいのかな、と思いました。
一度やられても、復活できるカジュアルモードも、古参はまず選ばないのですが、初心者にはありなのかも、と。
一番のおすすめは烈火の剣ですが。
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オンラインゲーム

03 21, 2016 | Posted in ゲーム

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最近全く更新が出来ていませんが生きています。
生活環境が変わるとこうも書くペースがだだ下がりするとは、思いもよらなかったです。
仕事に忙殺されていることもありますが、結局は書く気がないのだろうと言われれば、言い返す言葉がなくなるのもまた事実。
忙しい、疲れている、という言葉を言い訳にしているにすぎないのですから。

書きたいという熱気よりも、ゲームをしたいという欲求が優っているのかもしれません。
最近WiiUを買って、スプラトゥーンというゲームをプレイしはじめたのですが(もう半年くらいプレイしていますが……)、
オンラインゲームというものは、等しく中毒性があるのですね。
どれだけの時間を費やしたものかわかりません。
このゲームには、ウデマエ制度というものがあるのですが、それを一番上位にしたら引退するんだ!という、フラグとしか考えられない目標を掲げてしまい、
案の定最上位のウデマエの一つ手前で足踏みをしてしまっております。

物事には飽きというものがあります。どんな素晴らしいゲームでも、どんなに素晴らしい書物でも、
何度も何度もやりつづけたら、読み続けたら、楽しいという気分よりも時間を浪費しているという実感が上回るものなのです。
それを薄れさせるのがオンラインゲームなのだと思います。
たとえ、言葉を通わせなくとも、画面の向こう側でプレイをしている存在がいる。その事実が、プレイしている時間をコミュニケーションの時間と錯覚させるのかもしれません。
一人でゲームをプレイしているのと、他の人と一緒にプレイするのでは、時間を費やすのは圧倒的に後者でしょう。

どうすれば時間を浪費せずにすむのか。
我慢をすれば良いというのが、単純明快かつ唯一の答えになってしまうんですよね。
時間を奪う娯楽よりも、読書が、執筆が楽しいと認識させないと、人っていうのはどうしても楽しい方に惹かれてしまうものですから。
物語を作りたい、読んだ人を楽しませたい。
そんな、本ブログを立ち上げた原初的欲求を思い出すのが第一なのだと……

東方

04 20, 2015 | Posted in ゲーム

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東方にはまってます。
とはいっても、ライトなものですが。
妖々夢、永夜抄、風神録、輝針城とノーマルをクリアできるくらいの腕前です。
他にも東方×風来のシレン的なゲームや東方×ポケモン的なゲームをやったりなど。
同人でここまでできるのかと驚く次第です。

個人的な推しキャラは稗田阿求です。
古事記の編纂者の一人とされる稗田阿礼の9代目の生まれ変わり。
幻想郷という妖怪やら神様やらが暮らす幻想郷を記録する稗田家の当主。
見聞きしたものは忘れない求聞持の能力。
30代という薄命ながら、100年地獄で閻魔の元で働くことで転生する。
などなどと、浪漫に飢える身としては心を揺さぶられる設定だけで、頭のなかを閃光が走りました。

当然の如く、推しカップリングは、本居小鈴と阿求のいわゆるあきゅすずです。
東方の公式漫画でもある東方鈴奈庵で、主役の一人と準主役級の立ち位置で、仲睦まじい様子がそこここと表れています。
何よりも、大正浪漫風な和服姿なのですからドストライクです。
ついでに小鈴が本を読むときに眼鏡をかけるところも、素晴らしいところ。

最初は、東方は何かの美少女ゲームの類かなぁと思ってて、溢れる同人を覗き見てもそんな感じしか受けなかったのですが、その世界観や、各キャラの設定の深さは、魅力的としか言えません。
東方の生みの親、ZUN氏は民俗学にも精通しているということから、単にキャラで売ってきたのではないことも明らかです。

東方は原作は弾幕シューティングゲームですが、私が好きになったのは、前述の漫画版の東方鈴奈庵からです。
貸本屋で働く読書家でもある小鈴が、最近目覚めたどんな言語でも読み解く力を使って、妖魔本にまでも手を出し、様々なトラブルに巻き込まれていく、といった内容のお話で、一見平和な幻想郷のちょっとダークな面を押し出して、絶妙なバランスのもと成り立った作品となっています。
原作をやってないとわからないネタもあるものの、その世界観に触れるにはお手軽で、既刊も3巻と集めるのもお手軽です。
東方を知らない方にもおすすめです。

魅惑的な世界観ですので、近々一作書いてみたいとも思っています。


思い出のマーニー 感想

08 16, 2014 | Posted in 映画 | Thema アニメ・コミック » アニメ

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Fine On The Outside「思い出のマーニー」主題歌
Fine On The Outside「思い出のマーニー」主題歌


 ご無沙汰しております。

 もともと備忘録としての意味も兼ねていたはずが、すっかり更新を怠ってしまい、その役の一粒さえも果たせぬ状況でした。私事ではございますが、就職活動で流した落涙の数に免じで、ご承知願えればと思います。

 さて、久しぶりの更新は、とある映画についてです。宣伝からして、ある一定の層を狙っているとしか思えない、『思い出のマーニー』というジブリ作品です。ボツになったキャッチコピーが「ふたりだけの禁じられた遊び」と「ふたりだけのイケナイこと」であるなど、原作を映画した人がいかに百合眼鏡でアニメ化に踏み切ったかがわかります。(キービジュアル見る限り百合以外のなにものでもありません)

 もともと原作を読んだ身としましては、やはり映像がつくことによって、語り手のアンナとマーニーの関係がより綿密に描かれており、眼福の一言でした。美術監督に実写映画の人を起用するなど、さすがに映像は麗美で見応えは満点。音楽もサントラだけ持っている借りぐらしのアリエッティに並ぶ素晴らしいものでした。

 原作からして、アンナとマーニーの関係の秘密が明らかになる展開に涙を誘われたものです。映画においてもそのカタルシスは残されていたと思います。映画界に革命を起こす! ジブリといえばこの作品! などといえるようなインパクトはありません。故に興行収入などで苦労しているのかもしれませんね。もしジブリの看板がなければ。ジブリに宮﨑駿の幻影を見なければ、十分に名作たり得ると考えております。

 以下に辛口感想もあげておりますが、小説に関して言えば間違いなく名作です。モンゴメリの赤毛のアン、エンデのモモ、あるいはミステリの要素でいえばクリスティ顔負けの驚きが待っております。仮に、映画と小説で天秤が揺れているのならば、迷わず小説版を手に取ることをおすすめします。


 以下、辛口&ネタバレ感想なので、気に食わない感想に感情を露わにしない良識のある方のみ御覧ください。

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まどか☆マギカ 新編叛逆の物語 芸術史に残る一作

11 03, 2013 | Posted in 映画

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 先週の金曜日に話題の魔法少女まどか☆マギカの映画を見に行ってきました。いてもたっても要られずの感想記事となります。雑でネタバレありなので、ご了承の上ご覧ください。というより、ネタバレなしでこの映画を語る自身が私にはありません。

 もともと魔法少女ものの概念を真っ向から打ち砕いた時点で、革命的作品 ではありましたが、今作もこの評価は変わらない、いや、変わらないどころかさらに上をいっています。そもそも芸術は、固定観念の破壊による新たな芸術創世の歴史であります。そういう意味で、この作品は新たな芸術作品と言って過言ではないと思います。
 劇団イヌカレーさんの作画はさらに磨きをかけ、アニメでしか表現できない描写の数々は、夢(悪夢かも)に引きこまれた感覚を呼び起こします。音楽は言うまでもなく、そこに極上(極悪?)のストーリーが重なり合わされてこの映画はできています。あらゆる芸術分野の融合による革命こそが、アニメ作品の課せられた使命でありこれを果たしているのが、新編叛逆の物語なのだと思います。

 ちなみに劇場で購入したパンフレットがまた素敵で。うめ先生の色紙も良かったのですが、ほむまど色紙が欲しいのです……。

まどマギ



以下ネタバレ。


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樹

似非店員:樹
百合、SF、ファンタジーが好きな人です。
執筆した小説の紹介や、アニメ、小説、映画などの紹介・感想記事の紹介を行っています。
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